X線CTを利用した土器成形技術の分析方法開発:北部九州縄文時代後晩期を対象として
研究課題情報
- 体系的番号
- JP25K04550 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 25K04550
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分03050:考古学関連
- 研究機関
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- 岡山理科大学
- 研究期間 (年度)
- 2025-04-01 〜 2028-03-31
- 研究課題ステータス
- 交付
- 配分額*注記
- 4,550,000 円 (直接経費: 3,500,000 円 間接経費: 1,050,000 円)
研究概要
朝鮮半島南部から北部九州に農耕がもたらされたことが契機となり、日本列島では縄文時代から弥生時代へ移り変わる。当該期の北部九州では縄文時代と朝鮮半島に系譜をもつ2つの土器成形技術が共存し、これが移住者の存在を示す1つの根拠とされている。このように土器成形技術は移住や交流を読み取る要素となりうる。土器成形技術の分析は、肉眼観察に基づくものが主であったが、本研究ではマイクロフォーカスX線CT測定を利用することにより、新しい土器成形技術の分析方法を確立をめざす。また、未解明な点が残されている縄文時代後期・晩期の土器成形技術を明らかにすることで、弥生時代開始期以前の朝鮮半島南部との交流について検討する。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040866882791176832
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN