体育大学生からみたダンス授業評価の構造

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タイトル別名
  • A structure of the student’s evaluation to dance classes in university
  • タイイク ダイガクセイ カラ ミタ ダンス ジュギョウ ヒョウカ ノ コウゾウ

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抄録

本研究の目的は,大学ダンス教育における授業評価の構造について明らかにすることであった。対象者は体育大学の1年生,630名(男子428名,女子202名)であった。学生はダンスの授業評価に関して,27項目からなる質問紙に回答した。得られた回答について,因子分析を行った。その結果,「おどる・つくる」,「とりくむ」,「かかわる」,「わかる」の4因子が抽出された。その後,「楽しさ体験」を従属変数,4つの因子を独立変数として重回帰分析をおこなった。そして,「指導する立場としての学び」を従属変数としても重回帰分析を行った。その結果,「楽しさ体験」では4つの因子のすべてで相関関係が認められた。「指導する立場としての学び」では2つの因子が関連していることが明らかとなった。その後,4つの因子について,性別とダンス経験による二要因の分散分析を行った。分析の結果,ダンスの経験が大学での授業評価に影響を与えていることが明らかとなった。

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