就職活動不安尺度中国語版の作成と妥当性・信頼性の検討

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タイトル別名
  • シュウショク カツドウ フアン シャクド チュウゴクゴバン ノ サクセイ ト ダトウセイ ・ シンライセイ ノ ケントウ
  • Development of the Chinese version of Job-hunting Anxiety Scale and Investigation of Validity and Reliability

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抄録

本研究では,就職活動不安尺度を中国語に翻訳し,妥当性と信頼性の検討を行った。322名(平均年齢=21.79歳,SD=1.90歳)が対象となり,測定尺度は,就職活動不安尺度中国語版とBDI であった。確認因子分析を行った結果,中国の大学生において原版の5因子構造が確認されなかった。そこで探索的因子分析を行った結果,2つの因子が抽出された。信頼性と妥当性では2因子構造と原版の5因子構造での検討を行った。その結果,どちらの因子構造でも十分な妥当性と信頼性が確認された。このことから,中国の大学生では2因子構造であることが考慮されるべきであるが,原版と同様の5因子構造でもある程度の尺度特性が担保されることが示された。

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