異常気象とそれに伴う災害の実態把握と予測に関する研究

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  • Analysis and prediction of anomalous weather and atmospheric hazards

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抄録

本報告は、異常気象を引き起こす原因の解明と、それによってもたらされる災害の実態について述べたもので3部からなっている。第1部では、異常気象を引き起こす原因の一つとして注目されている北極振動(Arctic Oscillation;AO)が、顕著に大きくなった1998年12月に生じた成層圏突然昇温(Stratospheric Sudden Warming;SSW)直後における大気運動の予測可能性について解析した。第2部では、異常気象をもたらす背景としての生物気候学的な植生の時間変化を、人工衛星データを用いて植生強制因子で説明するとともに、気象災害の主要因である台風について詳細な数値解析を行った。第3部では、2003年9月10日から11日にかけて宮古島を襲った台風14号による強風被害の実態について、現地調査結果および統計資料を用いて解析し、過去の当地を襲った台風による被害結果と比較した。

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