ボール発射, 首振り非同期型卓球練習用ボール発射装置における配球タイミングの, 電源制御による行程両端との一致(B. 生活科学)

書誌事項

タイトル別名
  • ボール発射,首振り非同期型卓球練習用ボール発射装置における配球タイミングの,電源制御による行程両端との一致
  • ボール ハッシャ クビフリ ヒ ドウキガタ タッキュウ レンシュウヨウ ボール
  • Correspondence of ball launch timing to both stroke ends of the head swing of a table tennis ball launch machine with power source control of which ball supply is originally not synchronized with the swing (B. LIVING SCIENCE)

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抄録

小型軽量で安価ではあるが, ボール発射のタイミングを首振り行程の左右両端に一致させる設定のできない卓球練習用ボール発射装置を, 光学センサを用い首振りとボールの動きを監視し, モータの電源を制御することによって, 機械に改造を加えることなく首振り行程両端でボールを発射させることができるようにした。すなわち, 2個の反射型フォトインタラプタによって行程が両端いずれかに達したことが観測されたら, 首振りモータの電源を遮断してボールの発射を待ち, これが1組の赤外発光ダイオードおよびフォトトランジスタから構成される透過型フォトインタラプタによって観測されたら, 電源の供給を再開することを繰り返させた。このための回路はできるだけ簡素なものとし, 3組のセンサとともに小型の基板1枚に実装した。これによって, 同時に2人の学習者がこの装置を使用できるようになった。また, ボール供給および発射速度制御装置は, モータの回転速度をPWM制御することによって簡素なものとし, 小型の基板1枚に納めた。これらを小型のスイッチング電源装置とともに機械本体に組み込み, このボール発射装置使用に際しての煩雑な設置と撤去作業を簡素化した。その結果, 学校における卓球の授業に機械を導入することが容易となった。

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