南アジアにおける学校給食

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タイトル別名
  • School Lunch at Southern Asia
  • 南アジアにおける学校給食の検討
  • ミナミアジア ニ オケル ガッコウ キュウショク ノ ケントウ

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抄録

110009760132

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本研究の目的は、南アジア諸国で実施されてきている学校給食の目的、内容、効果、課題について先行研究から検討することである。Medline(PubMed)と医学中央雑誌データベースを用い、南アジアの9国名と学校給食をキーワードとし、6-12歳のヒトを対象とし、2013年10月までに英語と日本語で報告された論文を抽出し、採択基準を満たした15件の研究について検討した。南アジアでの学校給食に関する研究はインドでのものが多く、学校給食は児童の栄養状態を改善するだけでなく、就学率や出席率を高め、退学率を減少されるなどの他に、地元の食物を使用することや地元の女性を雇用することから、住民のエンパワメントにもつながる効果もみられた。一方で、調理をした給食を提供するプログラムから、ビスケットなどのパッケージ給食に変更しようとしている流れがあり、望ましい学校給食について更に検討していく必要が示唆された。

収録刊行物

  • 紀要

    紀要 8 33-43, 2014-03-31

    名寄市立大学

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