宮城県における在来イチジクの品種同定

書誌事項

タイトル別名
  • Identifying varieties of local figs in Miyagi Prefecture
  • ミヤギケン ニ オケル ザイライ イチジク ノ ヒンシュ ドウテイ

この論文をさがす

抄録

本県においてイチジクは明治以降から薬用植物として栽培され,現在では生食用や甘露煮用として県内全域で栽培されている。しかし,栽培されているイチジクの品種名は明らかにされておらず,多くが在来種として扱われている。そこで,SSRマーカーを利用したイチジク品種識別法を確立し,SSRマーカーと形態的特徴により在来イチジクの品種同定を行った。その結果,7種のSSRマーカーを用いることで既存のイチジク12品種の識別が可能であった。これらのSSRマーカーおよび形態的特徴をもとに県内14か所で栽培されている在来イチジクの品種同定を行ったところ,「ブルンスウィック」であることが明らかとなった。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ