コンフリクトの自立的な生成を促す理科の教材開発とその有効性の検証 : 小学校第6学年理科「電気の利用」の実践をもとに

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タイトル別名
  • コンフリクト ノ ジリツテキ ナ セイセイ オ ウナガス リカ ノ キョウザイ カイハツ ト ソノ ユウコウセイ ノ ケンショウ : ショウガッコウ ダイ6 ガクネン リカ 「 デンキ ノ リヨウ 」 ノ ジッセン オ モト ニ

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説明

本論では、小学校第6学年理科「電気の利用」においてコンフリクトの自立的な生成を促す教材「アタッチメント交換式回路基板」を開発し、その有効性を実践的に検証した。まず、開発した教材の特徴について、2020年の澤柿の報告、「教材の発展がコンフリクトの自立的生成に及ぼす影響」の枠組みを援用して評価した。次に、実際の授業においてあらかじめ想定したコンフリクトが自立的に生成される局面が発現したかを検証した。その結果、本教材にはコンフリクトの自立的な生成を促す特徴がみられ、実際の授業ではコンフリクトが自立的に生成される局面が発現したことが確認された。今後、他単元における教材開発および検証を進めることが課題である。

収録刊行物

  • 地域総合研究

    地域総合研究 (22(Part1)), 71-80, 2021-07-31

    松本大学地域総合研究センター

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