知的障害児(者)の筆談援助法による表出言語に関する一考察 : 「言いたいこと」のテキスト分析を通して

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Expressive Words of Children and Persons with Intellectual Disabilities by the Facilitated Communication

抄録

application

本研究では,23名の重度・中度知的障害児(者)が筆談援助法を通して語った「言いたいこと」における思考内容の共通点や対象児(者)自身の障害特性に関する内的捉えについて,計量テキスト分析を用い抽出語の結びつき及び文脈から検討した。共起ネットワーク分析から,【仲間の話を聞く】【自分のことを話す】【言葉を理解するお母さん】【知られていない本当の気持ち】【障害とともに人生を生きる意味】の5つのカテゴリー及びテーマが見出され,いずれのカテゴリーにおいても他の人への関心や思い(仲間意識)が語られている点,自身の障害を受け入れている点が共通して示された。

収録刊行物

  • 紀要

    紀要 45 97-108, 2022-01-31

    上田女子短期大学

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050009483135143424
  • NII論文ID
    120007188730
  • ISSN
    24368148
  • Web Site
    https://uedawjc.repo.nii.ac.jp/records/2096
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ