鬼女となった姫――バリの影絵人形芝居ワヤン・クリッにおけるマハバラタ演目の創作の試み

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タイトル別名
  • The Princess Transformed into a Demoness: A New Story Created for a Mahabharata Performance in the Balinese Shadow Theatre, Wayang Kulit
  • キジョ ト ナッタ ヒメ : パリ ノ カゲエ ニンギョウ シバイ ワヤン クリッ ニ オケル マハバラタ エンモク ノ ソウサク ノ ココロミ

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抄録

type:P(論文)

本稿は、バリ島の影絵人形芝居ワヤン・クリッで上演されるマハバラタ物語の創作演目に焦点を当て、その創作過程におけるさまざまな規則を明らかにした上で、筆者自身がその規範に基づき、マハバラタ演目の創作を試みる。創作演目「鬼女となった姫」は、沖縄の伝統芸能である組踊の有名な演目「執心鐘入」をベースに創作したバリ島のワヤン・クリッの演目である。本稿では、「鬼女になった姫」の概要を紹介した上で、創作規則に基づき、「執心鐘入」がどのようにマハバラタの創作演目である「鬼女となった姫」へと展開したのかを明らかにしたい。

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