二次元ΔΣ変調を用いたサーキュラーアレイスピーカについて -指向性リアルタイム制御システムの開発-

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抄録

指向性スピーカは、多数のスピーカ素子をアナログ信号で同時に駆動するため、回路規模が大きく、高コストなシステムになる。少ないスピーカ素子で指向性を得られるサーキュラーアレイと、時間2次空間2次のΔΣ変調技術を組み合わせることで、低コストかつ高音質な指向性スピーカーシステムを作成し、音場計測により指向特性を確認する。リアルタイムかつ音の焦点移動を行うために、FPGAによるデジタル信号処理とUSBインタフェース通信をシステムに組み込み、PCから操作することを可能とした。音の指向性を保ちつつ瞬時に目的の位置に音のピークを移動させることが可能であることを実測によって確認した。

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