モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』第9章 結論(2)

書誌事項

タイトル別名
  • Maurice Halbwachs, Chapter 9 Conclusion (2), The Legendary Topography of the Gospels in the Holy Land
  • 翻訳 モーリス・アルヴァックス『聖地における福音書の伝説地誌』第9章 結論(2)
  • ホンヤク モーリス ・ アルヴァックス 『 セイチ ニ オケル フクインショ ノ デンセツ チシ 』 ダイ9ショウ ケツロン(2)
  • モーリス アルヴァックス セイチ ニ オケル フクインショ ノ デンセツ チシ ダイ9ショウ ケツロン 2

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抄録

M. アルヴァックスによる『聖地における福音書の伝説地誌』(La topographie legendaire des evangiles en Terre sainte)の結論の一部分を邦訳した。前巻の翻訳に続き,アルヴァックスは,イエスを直接的に記憶できたマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネによる福音書が,その後のキリスト教信仰と教義へと伝承されていく中で,集合的記憶が形成されたことを実証しようとする。その他に,本翻訳では,十字軍の歴史をタッソが脚色して『エルサレム解放』を描き,その地誌をシャトーブリアンが検証するという論考を扱うことで歴史と集合的記憶の違いが取り上げられる。

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