加速度センサを用いた卓球ボールのバウンド位置の推定
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説明
本研究では,卓球台に設置した加速度センサを用いて,卓球ボールのバウンド位置検出を目的とする.バウンド位置推定方法として,卓球台の半面の四隅の裏側に1個ずつ加速度センサを配置する.ボールがバウンドした時に発生する振動を4個のセンサが検知し,検知時間の差を用いてバウンドした場所を特定する.卓球台の半面を20分割する.すべてのエリアで10回ずつバウンドさせ,判定用の時間差を記録する.バウンドを検出した際に,記録された時間差に最も近いエリアをバウンド位置と推定する.バウンド位置を推定する実験を行った.その結果,推定したエリアと完全に一致した判定が75.5%,隣のエリアも正解に含めると95.5%であった.
収録刊行物
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- 第86回全国大会講演論文集
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第86回全国大会講演論文集 2024 (1), 159-160, 2024-03-01
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050019357982949760
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB