北海道産小麦における商系流通への出荷要因 : 雑穀卸三社を事例として

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タイトル別名
  • Factors in the Shipment of Hokkaido Wheat to Distribution without Utilizing Agricultural Cooperatives : A Case Study of Three Minor Grain Wholesalers

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説明

本研究の目的は,北海道内の生産者の商系流通への出荷要因を明らかにすることである.近年,北海道産小麦の商系流通割合が増加しており,その大部分を雑穀卸が担っている.事例は,北海道内の雑穀卸商3社と各契約農家3軒である.調査方法は聞き取り調査である.結果として,出荷要因としては,製品量の増加,情報の取得,実需者との交流,雑穀卸との信頼関係,今後の変化に対する期待の⚕点にまとめることができた.また,商系流通は小麦業界にさまざまな影響を与えることも考えられる.具体的には,生産者の選択肢が増え,集荷業者と農協との間で競争が起こること,生産者と実需者との距離が縮まることで,国産小麦の需給ギャップの解消などである

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050022457829786624
  • NII書誌ID
    AN0020151X
  • HANDLE
    2115/94432
  • ISSN
    03855961
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

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