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Description
アメリカにおける日本表象の系譜について考察する際には、ハーンの日本関連著作の検討は避けられないだろう。それと同時に、近年注目を集めている女性作家エツ・スギモト(杉本鉞子)による『武士の娘』(A Daughter of the Samurai)(1925)を代表作とした彼女の数々の作品も、分析対象にする必要があると思われる。 そこで、両者の作品を日本表象の観点から比較し、類似点、および相違点などを確認したい。さらにハーンとスギモトがアメリカの作家や後に続く日本文化論者に、どのように評価されたのかを探ってみたいと思う。そして、そこで得られた結論を、今後の日本表象の系譜考察の一助としたい。
Journal
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- ヘルン研究
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ヘルン研究 4 28-40, 2019-03-31
富山大学ヘルン(小泉八雲)研究会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677427268096
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- NII Article ID
- 120006643716
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- NII Book ID
- AA12781801
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- HANDLE
- 10110/00019573
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN