Bibliographic Information
- Other Title
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- コムギコ ト ギュウニュウ ニ フクマレル タンパクシツ ニ カンスル ジッケン
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小麦粉の主なたんぱく質はグルテニンとグリアジンで,それぞれがたんぱく質の約40%ずつ を占めている。小麦粉に少量の水を加えてこねると,粘性が強いグルテニンと弾性が強いグリ アジンが絡み合ってグルテンが形成され,弾力があってよく伸びる生地(ドウ)となる1)。 牛乳中のタンパク質は,主要成分であるカゼインと乳清タンパク質に大別される。カゼ インを利用した加工品であるカッテージチーズは,牛乳に酸を加え,カゼインを等電点沈 殿させるだけで手軽に作れる低脂肪チーズである2)。 本稿では,2016 年度に開催された第18 回藤女子大学家庭科教育研修講座において紹介 した,小麦粉と牛乳のたんぱく質に関する実験について述べ,これら食品に含まれるたん ぱく質の特性について解説する。
Journal
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- JOURNAL OF HOME ECONOMICS EDUCATION
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JOURNAL OF HOME ECONOMICS EDUCATION (11), 29-33, 2016-12-01
藤女子大学家庭科・家政教育研究会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050282677877658624
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- NII Article ID
- 120006016588
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- NII Book ID
- AA12179369
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- ISSN
- 18807321
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- NDL BIB ID
- 028006598
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
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