書誌事項
- タイトル別名
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- The sensitivity and specificity of a Japanese version of the Mini-Mental State Examination
- ニホンゴバン MMSE ノ ケンシュツリョク ト トクイセイ ニ ツイテ
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説明
本研究は、小海ら(2000 ,2004,2008)による日本語版 Mini-Mental State Examination(MMSE)の検出力と特異性を明らかにした。この MMSEの cut-off値を 24/25点とした場合、感度 0.837、特異度 0.957となり、臨床群( amnestic Mild Cognitive Impairment; MCIと probable Alzheimer's Disease; ADを含む)と健常群を判別するためのスクリーニングテストとして、十分な検出力と特異性を有することが示唆された。しかし、同様に 26/27点を cut-off値とした場合、感度 0.889、特異度 0.739となり、amnestic MCI群と健常群を判別するためのスクリーニングテストとして、十分な検出力と特異性を有するとは言い難く、他の認知機能検査による精査を行う必要性があることが示唆された。
収録刊行物
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- 花園大学社会福祉学部研究紀要
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花園大学社会福祉学部研究紀要 (18), 91-96, 2010-03-17
京都 : 花園大学社会福祉学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812760576128
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- NII論文ID
- 110007536320
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- NII書誌ID
- AN10478870
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- ISSN
- 09192042
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- NDL書誌ID
- 10705312
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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