インライン処理指向のプログラミング言語
書誌事項
- タイトル別名
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- An In - line Processing Oriented Programming Language
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説明
インライン処理はデータを1件別に入力し チェック ファイル処理や計算などを行って 結果をその場へ出力する方式で オフィス・コンピュータや分散処理の端末耐で広く実用されている.この方式では キーボードからのストリング型データやキャラクタ・ディスプレイからの2次元型データを入力し 会話形式で項目単位にデータを処理して プリンタやディスプレイに出力する.したがって バッチ処理と比較して最終結果は同一でもプログラムは違ったものになる.インライン処理のプログラムをCOBOLやRPGで作成すると これらがユニット・レコードの取扱いをベースにしているため複雑なものになる.このことはキャラクタ・ディスプレイのシステムで顕著である.筆者らはインライン処理の特質をシステム 入出力および処理の面から分析し その結果に基づいて表形式の言語"プログレス"を開発した.プログレスでは8種類の指示書と呼ばれる記入用紙にプログラムの条件を記入するように態っており COBOL比でコーディング行数が1/2?1/5程度に減少し プログラム作成の生産性が2?3倍に向上できることが磯かめられた.プログレスはMELCOM80シリーズ(オフィス・コンピュータで主メモリ64KBから)のユーザで広く活用され 生産性向上に役立っている.本文ではプログレスの言語およびコンパイラについて報告する.
収録刊行物
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- 情報処理学会論文誌
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情報処理学会論文誌 21 (6), 433-441, 1980-11-15
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282812867142784
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- NII論文ID
- 110002723559
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- NII書誌ID
- AN00116647
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- ISSN
- 18827764
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles