通電加熱による殺菌
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説明
通電加熱による殺菌をE.coli,S.aureus,B. subtilisで検討した。E.coliでは,60℃で1分30秒,55℃では7分を要し,S.aureusでは60℃で3分,55℃では10分を要した。B.subtilisは100℃で5分,90℃では40分を要した。糖添加については,5%程度までは影響はほとんどないとおもわれる。塩分の場合は塩分濃度が高いほど殺菌効果が大きく現れた。ストレートだし醤油中での芽胞菌殺菌は100℃,5分で十分であった。すり身中の添加芽胞菌の殺菌は,100℃で30分を要したが,更に温度を少し上昇させ101℃にした場合は5分で十分殺菌できた。芽胞菌,大腸菌群,一般生菌とも液体の場合は100℃,5分処理,個体でも101℃,5分の処理で十分殺菌が可能であった。
収録刊行物
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- 研究報告 = Report of the Food Research Institute and the Fermentation & Food Experimental Station, Kagawa Prefectural Government
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研究報告 = Report of the Food Research Institute and the Fermentation & Food Experimental Station, Kagawa Prefectural Government (92), 23-26, 2000-07
香川県産業技術センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050282813654991360
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- NII論文ID
- 220000092355
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- NII書誌ID
- AA11473724
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- ISSN
- 09185984
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles