中山間地域の自治防災組織を支援する防災情報通信システムの開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a Communications System Designed to Support Autonomous Disaster Prevention Organizations in Hilly and Mountainous Areas
  • チュウサンカン チイキ ノ ジチ ボウサイ ソシキ オ シエン スル ボウサイ ジョウホウ ツウシン システム ノ カイハツ

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抄録

中山間農村地域の活性化を図るための方策のひとつとして,農業情報,福祉・教育等の行政情報,防災情報,コミュニティ情報の提供等「情報化」の推進がある。これに対応し,現在,中山間農村地域においては,様々な情報整備にかかる施策が実施されている。しかし,農村部は都市部に比べ高度通信インフラの整備が遅れているとともに,過疎・高齢化の影響で,生産・生活基盤に対する防災の機能を含めた行政サービスの質も低下してきているのが現状である。 安全で安心な生活を営み持続的な農業生産を行うためには,特に,災害に強い通信インフラの整備を促進するとともに,農村集落社会の実状に適応した情報通信基盤の整備技術とそれらを有効に活用できる防災情報システムの開発が重要である。 そこで,本研究では,中山間農村集落の自治防災機能の向上を目的に,先進的な情報通信基盤の整備技術として,中山間農村集落において,いつでも,簡単に,どんな状態でも,現場の災害情報を送受信できる情報通信システムとその運用手法を開発した。

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