Characterization of taro mucilage and polysaccharid

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  • サトイモ粘質物および多糖画分の性状
  • サトイモネンシチモツ オヨビ タトウ カクブン ノ セイジョウ

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愛媛県が育成した2品種のサトイモ,‘愛媛農試V2号’および‘媛かぐや’の水溶性高分子成分をゲルろ過クロマトにより分子サイズで分画し,多糖およびタンパク質成分と粘度との関連を調査した結果,サトイモの粘り成分は多糖のアラビノガラクタンと考えられ,その含量は粘りの強い品種‘愛媛農試V2号’で多く,粘りの弱い‘媛かぐや’で少なかった。サトイモを沸騰水中で加熱した後に行った同様の分析から,2品種ともアラビノガラクタン含量に変化は認められなかったが,タンパク質濃度は1/4以下となった。加熱後においてもアラビノガラクタンの粘性に変化は認められず,加熱前後あるいは両品種に含まれるアラビノガラクタンの分子量はほぼ同じと推定された。

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