発達障害学生の学修支援に関する試論  -ソーシャルワーカーの立場から-

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タイトル別名
  • Tentative theory of learning support for students with developmental disorders  -A social worker's perspective-
  • ハッタツ ショウガイ ガクセイ ノ ガクシュウ シエン ニ カンスル シロン : ソーシャルワーカー ノ タチバ カラ

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説明

【要旨】本稿では,近年増加する発達障害や発達障害が疑われる学生の増加に鑑み,概況を把握するとともに学修支援の実践例やありようについて諸家の知見を整理し,本学での学修支援システム構築に資する基礎資料を作成することを試みた。日本学生支援機構によれば,大学,短期大学及び高等専門学校に在籍する障害学生数は33,812人でそのうち,「発達障害(診断書有)」6,047人であった。このうち支援障害学生は4,325人であったが,これに加えて発達障害(診断書無・配慮有)の支援障害学生3,105人の存在もある。発達障害のみならず,障害を持つ学生支援は全国的に質・量とも追求される時勢であるが,殊に発達障害学生について各大学の取り組みを概観するとともに,「学生支援体制づくり」「援助希求のない学生への支援」について筆者の私心を述べた。

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