日本語の笑いのパターン分析 : 談話分析における語用論の方法論を用いて
書誌事項
- タイトル別名
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- An analysis of Japanese comedy focusing on its hidden patterns: Based on the method of pragmatics in discourse analysis
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抄録
言語学の研究における笑いのテキスト分析の意義は、笑いのテキストが会話の状況、場面が限定されているため正確な分析が可能な点、プロの手により理想化された文であるため文脈や意図が容易に理解できる点である。本稿は、そのような日本語の笑いのテキストを用いて語用論的な考え方に基づいた狭い意味での談話分析を行い、パターンを抽出することで、笑いの型を可視化することを目的としている。本研究では、それぞれジャンルの異なる3つの笑いのテキストから笑いが起きた箇所にタグ付けを行い、仮説を立て、筆者の内省により考察・説明を行った。タグ付けは1次から3次にわたって修正を加えており、結論においては3次タグを最終形態とし分析を行った。その結果、限られたデータではあるが、全ての笑いの場面にはある仕組み[タグ]が存在し、笑いの認識に共通して作用することが分かった。
収録刊行物
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- 一橋日本語教育研究
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一橋日本語教育研究 4 197-206, 2016-03-26
ココ出版
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050287142206804352
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- NII論文ID
- 120006917798
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- NII書誌ID
- AA12600532
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- HANDLE
- 10086/70111
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles