近江カブの祖先種と後代種の系譜‘近江かぶら’は聖護院カブの祖先種か?
書誌事項
- タイトル別名
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- オウミ カブ ノ ソセンシュ ト コウダイシュ ノ ケイフ : ‘ オウミ カ ブラ ' ワ ショウゴイン カブ ノ ソセンシュ カ?
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説明
近江カブ(近江かぶら)は肥大根が扁平な形の白カブで,約400年前から現大津市内で栽培されてきた。このカブが琵琶湖畔の堅田から京の東山に持ち出され,長年の栽培を経て球形・大型の聖護院カブになったとされている。この伝承の真偽を確かめるために,近江カブと関連カブ類の史・資料の吟味を行い,さらにDNAマーカーを用いて系統解析を行った。その結果,聖護院カブの祖先種は扁平な近江カブ(近江かぶら)ではなく,別に存在した円い大型の兵主カブであったことが示唆された。
収録刊行物
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- 農業および園芸 = Agriculture and horticulture
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農業および園芸 = Agriculture and horticulture 94 (10), 849-856, 2019-10
東京 : 養賢堂
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050287462756435328
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- NII論文ID
- 40022020801
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- NII書誌ID
- AN0038751X
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- ISSN
- 03695247
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- NDL書誌ID
- 029982478
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
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