先天的盲ろう重複障碍幼児との共有語い形成のための共同的構成活動 : ネゴシエーションという視点からの初期的コミュニケーション

書誌事項

タイトル別名
  • センテンテキ モウロウ チョウフクショウガイヨウジ ト ノ キョウユウゴイ ケイセイ ノ タメ ノ キョウドウテキ コウセイ カツドウ ネゴシェーション ト イウ シテン カラ ノ ショキテキ コミュニケーション
  • Collaborative Activity for Formation Consists of a Shared Vocabulary Congenitally Deaf-Blind Children with Multiple Disabilities

この論文をさがす

抄録

先天的盲ろう重複障碍幼児との相互的なコミュニケーションに関し、ネゴシエーションという視点を検討した。子どもと係わり手との共同活動の場において、インタラクションを十分に行い、「教授-学習」の一方的な指導に偏しないよう、終始相手との「呼応」を大切にし、相互のやりとりを通して、その時々の子どもの動きや活動文脈のなかで、子どもの意思を読み取り、係わり合いをもち、通じ合う「ことば」に意をつくした。つまり、1)子どもの自発的な身振り的行動表出、2)その行動の表出確認、3)係わり手による意味解釈の提案と子どもの諾否、4)二者間での意味の共有1)2)3)4)にいたるというプロセスを踏み、共有語い形成のためネゴシエーションの展開過程に考察を加えてみた。

初期的コミュニケーション

ネゴシエーション

共同的構成活動

読み取り

identifier:KO002200000213

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ