SDGsにおけるユーザー・イノベーションの可能性

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  • User Innovation in SDGs
  • SDGs ニ オケル ユーザー ・ イノベーション ノ カノウセイ

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抄録

本稿の目的は,2030年までに達成することが求められている持続可能な開発目標(以下: SDGs)に関して,消費者主導によるイノベーション活動に焦点を当てたユーザー・イノベーション研究に注目し,その可能性を探ることである。SDGsの達成はあらゆる国が取り組むべき目標とされており,SDGsの達成のためには行政,企業,市民などを問わず全てのステークホルダーが参画し,それぞれの役割を果たす必要がある。この点を踏まえ,本稿では以下の3つについて論じる。1つ目は,SDGsについての全体像の提示である。2つ目は,ユーザー・イノベーション研究の研究成果を概観し,それにもとづいてSDGsの達成における消費者の役割を検討する。3つ目は,消費者が主導となり,SDGsの達成へと貢献したシービン・プロジェクトの事例を紹介する。

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