貴重書について

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タイトル別名
  • An Explanation about Rare Books
  • キチョウショ ニ ツイテ

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抄録

研究ノート

貴重書とされる書物がどのようなものであるのかについて、デジタル化の対象として貴重書と関わりを持ってきた筆者が、これまでの活動を通じて得た知識をもとに、個別の貴重書の内容や価値とは離れた論点から概説する。まず、図書館情報学用語辞典における貴重書についての記述を引用し、その内容を補足する。続いて、国立国会図書館の例を参考にして、書物を貴重書として指定する際の基準について述べる。また、図書館における貴重書の扱いについて言及する。後半では、どちらも活字を用いる印刷である、日本の活字版とインキュナブラをはじめとする西洋の活版について簡単に説明し、さらに、和書における代表的な装丁や、洋書の背の仕立て方の違いなど、貴重書の形や素材について述べる。

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