分散型SNSのための共通ランデブ・ポイント・インターフェースの実装
説明
分散型SNSにおいて、ユーザ同士の通信のために、IPアドレスなどの接続情報を交換する仕組みをランデブ・ポイントと呼ぶ。従来のランデブ・ポイントの実装は再利用性が低く、利用するサービスの仕様変更などにより利用できなくなる。本論文では、共通ランデブ・ポイント・インターフェースについて述べる。分散型SNSは本インターフェースのWeb APIを通じて、様々なランデブ・ポイントを統一的に利用可能となる。これにより、ランデブ・ポイントの実装の再利用性と耐故障性を向上させる。これまでに、Twitter、Facebook、Dropbox、Resilio Sync、およびスマートフォンのプッシュ通知を用いたランデブ・ポイントを実装した。分散型SNSソフトウェアとして、Tinc VPN、Web遠隔会議システム、およびインスタントメッセンジャのPidginを本インターフェースを利用可能に変更した。
収録刊行物
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- コンピュータシステム・シンポジウム論文集
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コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2016 110-120, 2016-11-21
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050292572130218752
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- NII論文ID
- 170000173874
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles