触察での形状理解における晴眼者と視覚障碍者との脳活動の差異について
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説明
本研究は,視覚障碍者にオブジェクトの形状を理解した行動認識を行わせること,特に,晴眼者が視覚で行うオブジェクト認識を,感覚代行機器による触知技術を用いることで視覚障碍者自身がオブジェクト認識を行えるような支援手段を開発することを目標としている。一般にオブジェクトの形状認識は,聴覚による一次元的な情報伝達だけでは理解が困難で,触力覚による二次元的さらには三次元的な情報伝達の拡充が必要となる。本報告では,触力覚を感じる(現実ないしは仮想の)オブジェクトの触察を通して,視覚障碍者が形状を理解する過程を考察しており,その際に脳活動の追跡は意味を持つのか,また,活性化する脳部位はどの辺りかを分析する。更に,晴眼者との脳活動の違いについても検討する。
収録刊行物
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- 第84回全国大会講演論文集
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第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 529-530, 2022-02-17
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050294020602214144
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB