救急救命士養成課程学生が認知症サポーター養成講座を受講する意義と有用性

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タイトル別名
  • Effects and usefulness of taking Dementia Supporter Education Lecture for paramedic training students
  • キュウキュウ キュウメイシ ヨウセイ カテイ ガクセイ ガ ニンチショウ サポーター ヨウセイ コウザ オ ジュコウ スル イギ ト ユウヨウセイ

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抄録

高齢化が進展している日本では,救急搬送人員の60%以上が高齢者となった。救急救命士は,救急現場で高齢者と接する機会が多い。しかし,傷病者が認知症であった場合,問診や身体初見の異常の有無の検査が困難となる。救急救命士養成課程学生の教育に,厚生労働省の施策として普及啓発されている「認知症サポーター養成講座」を導入し,その有用性について検証した。 約7割の学生は,日常生活では身近に認知症患者がいなかった。本講座の受講後,認知症傷病者の対応等の理解を深めた。地域から講師を招聘したことにより,地域住民に本学の教育の理解を得た。70名の認知症サポーターを養成したことで,地域貢献にもつながった。

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