学生の授業外学習時間の現状とこれからの課題

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タイトル別名
  • ガクセイ ノ ジュギョウガイ ガクシュウ ジカン ノ ゲンジョウ ト コレカラ ノ カダイ
  • Keeping the University of Tokushima Afloat : Enhancing Autonomous Study Outside of Class

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説明

最近の授業改善のFD活動等にも関わらず、学生の自主的な学習時間は減る一方である。ここ2年間に本学で実施された、「学生による授業評価アンケート」を見ても、1コマに対する一週間の学習時間は30分程度と報告されており、「ラーニングライフ調査」においても一週間の平均学習時間はl時間足らずと報告されている。本稿では、その理由と解決策について述べ、授業の学習時間を減らし、代わりに授業外における自律学習の学習時間を増やすことの必要性を議論する。加えて、大学教育改善のために、3つの改善案を船の構造(「船体」、「マスト」、「甲板」) を基に提示する。改善案としては①授業スタイルを「教える」から「学習する」 に変えること、②ライフ・スキルを授業ではなく、社会的インターアクションの経験を通して身につけること、③学生が自主的に学べるよう、カリキュラム改善すること、以上3点を提唱する。

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