大阪市南霊園の墓標調査からみた近代から現代の変容(1)

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  • オオサカシ ミナミレイエン ノ ボヒョウ チョウサ カラ ミタ キンダイ カラ ゲンダイ ノ ヘンヨウ(1)

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抄録

墓や墓地は近代化、都市化の過程で個人化、無縁化、流動化を起こし、少子・高齢・人口減少が進む中で墓の共同化、無形化、有期限化が現実に動きつつある。墓はこれまで家や家族、宗教との関わりをどの様に変化させてきたのだろうか。都市に現存する近代以降の墓標の調査から、時代の変遷との関係を実証的に捉えようとする一つの試みである。1874(明治7 )年から約140年間の墓所がある大阪市南霊園を取り上げ1 万3800基を悉皆調査(現在5 分の1 )し、本稿では墓標の文字、宗教、建立年との関係を整理した。

identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/276

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