EMアリゴリズムを用いた汚染流体に関するCTデータの頻度解析
書誌事項
- タイトル別名
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- EM アリゴリズム オ モチイタ オセン リュウタイ ニ カンスル CT データ ノ ヒンド カイセキ
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説明
type:論文(Article)
ガソリンのような低比重非水溶性流体:LNAPL(Light-Non-Aqueous-Phase-Liquid)によって汚染された地盤は、間隙が空気・水・LNAPLで構成されている。効率的な浄化を行うには、間隙中のLNAPLの残留状況を把握することが重要である。これについて、地盤内部を非破壊で可視化し、定量的評価が可能なX線CTは有用な方法として着目されている。X線CT画像は、被験体内部の密度空間分布を表したデジタル画像である。例えば、間隙率を定量的に評価するためには、X線CT画像より求められるCT値に関する頻度解析を実施し、土粒子・間隙水・空気間隙を分割する閾値を決定しなければならない。この時、各相の境界にはミクセルと呼ばれる混合画素が存在するため、この評価が定量化の精度に影響すると考えられる。本報では、EMアルゴリズムを用いた汚染流体に関するCTデータの頻度解析について述べ、LNAPLと水に関するミクセルの定量的評価を試みた。
収録刊行物
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- 熊本大学工学部技術部年次報告集
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熊本大学工学部技術部年次報告集 2010 76-77, 2010
熊本大学工学部技術部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564287883293952
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- NII論文ID
- 120003726698
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- NII書誌ID
- AA12358619
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- Web Site
- http://hdl.handle.net/2298/23165
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles