生命保険における引受査定業務の自動化・スピードアップ
書誌事項
- タイトル別名
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- 富士通ファミリ会論文
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説明
大同生命とそのシステム開発・運用を受託している当社では,営業活動・事務における業務革新の推進施策として,引受査定業務のさらなる高度化・効率化に取り組んでいる.中でも,生命保険申込の手続に要する日数の短縮(スピードアップ)によるお客さまへのサービス向上と事務の生産性向上が課題となっている.課題の解決策として「健康診断書送付方法の改善(ハンディスキャナとイメージ伝送技術を活用)」「健康診断書のデータ変換・入力の自動化(非定型OCR技術を活用)」「告知方式の改善と医務査定の自動化(自動引受査定エンジンを導入)」の3施策を実施した.いずれも,人による作業や判断の負担を軽減するための取り組みである.その結果,生命保険申込の手続に要する日数の短縮,手続の迅速化・手戻り防止,業務効率化および人材育成において効果があった. 今後も既存の事務・営業活動の課題分析を進め,継続的に「自動化」に取り組んでいく.
収録刊行物
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- デジタルプラクティス
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デジタルプラクティス 10 (3), 671-683, 2019-07-15
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050564288341434624
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- NII論文ID
- 170000150416
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- NII書誌ID
- AA1245124X
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- ISSN
- 21884390
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles