書誌事項
- タイトル別名
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- The awareness of bullying among university students
- ダイガクセイ ノ イジメ ニンシキ ニ ツイテ ノ コウサツ ヒガイシャ ニ モ ゲンイン アリ オ メグッテ
- The awareness of bullying among university students
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説明
大学生が抱くいじめ認識において、「被害者にも原因あり」という認識は相当に根強いものである。2009年度の授業経過を事例に、この問題の所在と対応の仕方を考えた。この認識を、学生が書いた冊子「私の体験的いじめ論」と、授業最終時に行った独自アンケートと、ある学生からのインタビューを材料に考察してみた。それによって大学生の認識構造の特徴が見えてきた。さらに、「被害者原因説」に関わるいじめ認識について、文部科学省「学習指導要領」の一見したところ「正しい」提案、尾木直樹の加害者指導欠如論、NHK「中学生日記」での大討論の記録、土井隆義の「優しい関係論」、木堂椎の小説、発達障害児のいじめ被害の6 つの論議を分析し、最後にこの問題との向き合い方について提案した。
収録刊行物
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- 和光大学現代人間学部紀要
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和光大学現代人間学部紀要 3 41-58, 2010-03
和光大学現代人間学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050565162932108544
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- NII論文ID
- 120004902996
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- NII書誌ID
- AA12320194
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- ISSN
- 18827292
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- NDL書誌ID
- 10697815
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles