職場のストレスとSSTに関する研究の展望 -上司と部下のコミュニケーションとストレスの観点から-
書誌事項
- タイトル別名
-
- A review of studies of stress at the workplaces and SST : From the perspective of the communication and stress among bosses and their subordinates.
- A review of studies of stress at the workplaces and SST : From the perspective of the communication and stress among bosses and their subordinates.
この論文をさがす
説明
職場の対人関係は働く人のストレス要因となり,精神障害に至る要因にもなっている。対人関係問題のひとつの要因には,個人のもつソーシャルスキルが挙げられる。ソーシャルスキルはソーシャルスキルトレーニング(以下,SST)によって習得できるとされる。本稿では,一般成人を対象としたSST介入研究の論文を検討することにより,わが国の職場環境でのSST介入の可能性や課題を検討することを目的とした。電子検索により収集した6編の論文について,方法,対象者,効果,課題等の視点で検討した結果,一般成人を対象としたSST介入研究は医療・教育領域に比べると定着しておらず,条件統制等の課題があるものの,ソーシャルスキル習得には一定の効果があることがうかがえ,職場での適用可能性が示唆された。
収録刊行物
-
- 心理相談研究 : 神奈川大学心理相談センター紀要
-
心理相談研究 : 神奈川大学心理相談センター紀要 (11), 1-10, 2020-12-20
神奈川大学心理相談センター
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050569000719636480
-
- NII論文ID
- 120006998691
-
- NII書誌ID
- AA1276798X
-
- ISSN
- 21855536
-
- HANDLE
- 10487/00016706
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- departmental bulletin paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles