小学校におけるローマ字指導の現状と課題― 英語科と国語科の連携を視野に入れて ―
書誌事項
- タイトル別名
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- The Current Situation and Challenges in Teaching Latin Alphabet in Elementary Schools
抄録
本稿では研究の目的を(1)ローマ字成立の経緯を明らかにする,(2)ローマ字とアルファベットの指導実態を明らかにする,そして(3)国語教育と英語教育の連携の方向性を明らかにする,に設定し,これら研究の目的を達成するため,まず,第2章ではローマ字の成立過程を通事的に瞥見した。次に,第3章において国語科と英語科それぞれについて,学習指導要領でのローマ字とアルファベットの扱いを精査した。そして,第4章では,小学校教員に対して質問紙調査を実施し,現場での受け止め方や対応について調査した。結論としては,内閣訓令に基づくローマ字表記の規定や在り方は時代に合わなくなっており,また,現場の声からも早急の対策が必要であることが明らかとなった。具体的には,小学校中学年からの外国語教育の必修化とギガスクール構想に基づくキーボード入力の必要性,さらには児童の負担を考慮しての改革が望まれる。
収録刊行物
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- 和洋女子大学英文学会誌 = Language and Literature of Wayo Women's University
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和洋女子大学英文学会誌 = Language and Literature of Wayo Women's University 57 121-140, 2022-03-31
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050573243558766464
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- ISSN
- 02893940
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1159/00002079/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB