大阪府貝塚市の地域在住高齢者における外出自粛状況とオンライン動画視聴の実態調査

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  • オオサカフ カイズカシ ノ チイキ ザイジュウ コウレイシャ ニ オケル ガイシュツ ジシュク ジョウキョウ ト オンライン ドウガ シチョウ ノ ジッタイ チョウサ

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説明

〔目的〕大阪府貝塚市在住者を対象に新型コロナウィルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言時の外出自粛の状況とオンライン動画などの視聴状況と保有デバイスおよび心身状態を調査することとした。〔対象と方法〕対象は大阪府貝塚市にて2018年、 2019年に実施したヘルスチェック事業参加者504名とした。郵送による自記式の悉皆調査を実施した。返送があった285名(56.5%)のうち、64歳以下の者および記入に欠損が有った者の50名を除く235名(46.6%)、平均年齢75.6±5.7歳を分析の対象とした。郵送時期は1回目の緊急事態宣言解除後2ヵ月経過した2020年7月から8月とした。調査項目は、緊急事態宣言時の外出自粛の程度、現在の体調、オンライン(インターネット)の活用状況、保有デバイスの種類および心身状態とした。〔結語〕対象者235名における緊急事態宣言中の外出自粛した者は227名(96.6%)であり、現在の体調について「良い」、「まあまあ良い」、「普通」に該当した者が212名(91.6%)であった。次に、オンライン動画活用状況では「オンライン(インターネット)で体操や運動の動画を見ていますか」について、 "はい" と回答した者は全体で30名(12.8%)であり, デバイスの保有状況はスマートフォンが131名(55.7%)、タブレット18名(7.6%)、パソコン18名(7.6%)であった。オンライン活用群30名は身体状況としてロコモ25スコアが良い傾向であった。

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