動的アップデートのための組み込み用仮想マシン

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WSNにおける既存の研究では、マルチスレッドで共有リソースを利用する場合、アプリケーション側で排他制御を行う必要があるため共有リソースの安全は保証されない。これに対し先行研究では、排他制御をOSが行うことで安全を保証するR2OSを提案した。しかし、R2OSではメモリ操作が可能なため、安全に実行する仕組みが必要である。本論文では、OS上で動作するアプリケーションとメモリ操作を分離するための仮想マシンを提案する。仮想マシンは、R2OSが備える機能と設計思想をサポートすることで共有リソースの安全性を担保する。また、動的アップデートを可能にし、仮想マシンのプログラムを記述するだけで実装が可能となる。

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