男女関係の愛と幸福度に影響する魅力
書誌事項
- タイトル別名
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- Attractiveness that affects the love and happiness of Male and Female relationships
説明
インターネット調査で20代~40代の男性518名の男性と女性606名について最も好意を持っている異性についての調査データを魅力と愛、関係幸福度などについて分析した。一般に男性は「美的魅力」の高い女性を、女性は「社会的地位や経済力」のある男性を希望するが、それらの魅力が、相互の愛や関係満足度や関係幸福度に影響を及ぼすものであるかを男女の関係種類ごとに重回帰分析を実施した。その結果、恋人関係や結婚関係では、女性の「美的魅力」の影響力はないことが判明した。また、「地位や経済力」などは、友人関係、片思い関係、不倫関係など相手との関係が確立していない遠い男女関係では、重要視されるが、結婚関係などでは、逆に「地位や経済力」などは、相手への愛や関係満足度や幸福度を阻害する要因であることが判明した。 恋人関係、婚約関係、結婚関係で、相手への愛や関係満足度、関係幸福度を促進している要因は、相手の「性的魅力」「社会的魅力」「対人的魅力」であることが判明した。
収録刊行物
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- 立正大学心理学研究年報
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立正大学心理学研究年報 13 9-18, 2022-03-31
立正大学心理学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050574181227127552
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- HANDLE
- 11266/00011221
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- ISSN
- 21851069
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB