書誌事項
- タイトル別名
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- META-ANALYSIS OF THE IMPACT OF MAAS IMPLEMENTATION IN RURAL CITIES
説明
本研究では,2018 年から2021 年までに地方都市で実施されたMaaS の 20 事例を整理し,それらの実施状況と効果をまとめた.また,MaaS 機能の有効性を明らかにするため,様々なMaaS 機能が組み合わされて導入されている既存事例を分析した. その結果,MaaS 導入により,実験参加者の公共交通利用が約3 割増加し,複合経路検索機能,予約・配車機能,情報統合機能の組み合わせ,サブスクリプション機能,乗合系のオンデマンド交通が要因とされる一方で,決済機能や定額系バスの導入は利用増にはつながらないことを明らかにした.また,自動車の利用が約2 割削減し,レンタカーは自動車の利用減少にはつながらないことが分かった.最後に,MaaS未来利用意向が約8 割で,実験参加者の外出頻度が約5 割増加し,乗合系のオンデマンド交通が両指標にプラスの影響を与えることが示された.
収録刊行物
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- 土木計画学研究・講演集
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土木計画学研究・講演集 第66回
JSCE 公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050578669887692672
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- HANDLE
- 10098/0002000027
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB