附属小における特異な才能のある児童への支援の推進事業-到達度の上限を設定しない新たな学習のかたち-

書誌事項

タイトル別名
  • Project for the Promotion of Support for Uniquely Gifted Children in Affiliated Elementary Schools -New forms of learning without an upper limit of achievement-

この論文をさがす

抄録

三重大学教育学部附属小学校は、文部科学省の委託研究「特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業」に応募し、採択された。令和5年度は附属小学校の6年生児童約100名を対象とした。医学・生理学の分野の専門家に依頼し、6回シリーズの専門性の高い講義を実施した。子ども達は講義者からの事前の資料を予習し、講義に臨んだ。それぞれ45分の講義かつ45分の質疑応答で構成された。各講義の事前・事後に好奇心尺度等の心理尺度も実施された。本稿では本推進事業の趣旨や申請に至った背景、研究の概要等の中間経過を報告した。また、総合的な学習の時間を使用し、到達度の上限を撤廃した取り組みの意義についても解説した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ