地域理学療法実習の開講時期の検討と実習での学びに関する考察

書誌事項

タイトル別名
  • Considerations regarding the timing and learning of “Community Physical Therapy Practice”
  • チイキ リガク リョウホウ ジッシュウ ノ カイコウ ジキ ノ ケントウ ト ジッシュウ デ ノ マナビ ニ カンスル コウサツ

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抄録

東北文化学園大学理学療法学専攻では,3年次生を対象に2023年3月に5日間の「地域理学療法実習」を開講した.本稿では,初めて開講した地域実習の内容を紹介するとともに地域理学療法実習の開講時期の適正性と学びとなったことについてアンケート調査を実施したので報告する.アンケートの結果から,開講時期においては,大多数の学生が肯定的に捉えていた.学びとなったことに関しては,地域での理学療法士の役割が明確になったとの回答が最も多く得られた.このことから,「地域理学療法実習」を3年時の春季休業中に開講することは,それまでの学習や臨床実習の経験をふまえると適切であると考えられる.一方で,学生の4年次に向けた準備備や在学中の長期休みを利用した課外活動などを考慮すると,引き続き慎重な検討が必要と考えられる.

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