胎児エコーで異常嚢胞像を呈した7症例の臨床的検討

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胎児エコーで腹部異常嚢胞像を示し,出生後当院NICUに入院した7症例の在胎週数は36週2日から39週1日,出生体重は1,430〜3,392gで,2例が早産児で,その他の6例は満期産であった.内訳は3例が水腎症,2例が多嚢腎,残り2例が,卵巣嚢腫と十二指腸閉鎖であった.これらのうち,水腎症1例,卵巣嚢腫,十二指腸閉鎖の計3例が新生児期の外科的治療を要し,残りの4症例も早期に診断をつけ,経過観察のプログラムを組むことができた

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