地域食文化の理解・継承を目的とした愛知伝統野菜「縮緬かぼちゃ」の調理実習

書誌事項

タイトル別名
  • チイキショク ブンカ ノ リカイ ・ ケイショウ オ モクテキ ト シタ アイチ デントウ ヤサイ 「 チリメン カボチャ 」 ノ チョウリ ジッシュウ
  • Cooking Practice used Aichi Traditional Vegetable “Chirimen Pumpkin” to Understand and Take over Local Food Culture

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抄録

大学生が愛知伝統野菜「縮緬かぼちゃ」の調理実習に取り組むと、煮物、きんぴら、キッシュなど10品を作り上げることができた。縮緬かぼちゃはよく加熱すれば、和食から洋食まで多様な料理に適することがわかった。紙面調査を行うと、“調理体験を経て伝統野菜への興味・関心が高まった”、“子どもたちにとって地域への関心、郷土理解につながる効果がある”などの感想があった。伝統野菜を用いた調理実習は地域食文化の理解や継承に役立つことが期待できる。伝統野菜に関する取り組みは和食文化の保護にもつながるため、学校や地域での積極的な活用が不可欠である。

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