書誌事項
- タイトル別名
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- Problems in the System of "ROOMAJI"(Latin alphabet) in Contemporary Japanese
- ローマジ ヒョウキ ノ モンダイテン
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説明
本稿では、「ローマ字で、語をどう表記するか」についてふまえなければならないのは、どのような点かをかんがえるために、現行のローマ字のつづりかたについて、その変異のありかたを整理してみた。ローマ字表記の方式としてひろくおこなわれているのは、<1>「訓令式長音符号方式」〈2>ヘボン式<2-1>「ヘボン式長音符号方式」<2-2>ヘボン式長音符号なし方式〈2-2-1>「ヘボン式英語方式」<2-2-2>「ヘボン式OH方式」<3>「かな置き換え方式」(長音符号なし「訓令式」「ヘボン式英語方式」をふくむ)と整理できる。ローマ字表記の問題点としては、つぎの二点を指摘した。1.全体として日本語の表記をどうしていくか、という方向がみえないため、ローマ字表記の位置づけが不明確である。2.日本語のローマ字表記は、だれのためのものなのか、が不明確である。
収録刊行物
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- 人間文化研究
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人間文化研究 16 93-102, 2011-12-30
名古屋 : 名古屋市立大学大学院人間文化研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050845762473619200
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- NII論文ID
- 120006682097
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- NII書誌ID
- AA11807171
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- ISSN
- 13480308
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- NDL書誌ID
- 023453494
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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