幼児へのプレパレーションの促進要因と阻害要因の検討(第2報) : 病状、入院目的、退院後の生活に関することについて

書誌事項

タイトル別名
  • Accelerative and Obstructive Factors in Nurses' Preparation for Preschoolers (Report 2) : Focused on their Disease, Purpose of Hospitalization, Life after Discharge
  • ヨウジ エノ プレパレーション ノ ソクシン ヨウイン ト ソガイ ヨウイン ノ ケントウ ダイ2ホウ : ビョウジョウ ニュウイン モクテキ タイインゴ ノ セイカツ ニ カンスル コト ニ ツイテ

この論文をさがす

説明

本研究目的は、幼児への病状、入院目的、退院後の生活(注意事項含む)に関するプレパレーションの意識、実態、意識と実態とのずれ、ずれに対する促進要因と阻害要因を検討することである。看護師296名を対象に質問紙調査を行った(回収数114部、回収率38.5%)。プレパレーションに対する意識、実態では、患児の年齢が進むにつれプレパレーションを必要と思い、実施していたが、ずれでは患児の年齢が低いほどプレパレーションを必要と思っていても十分実施していないことが認められた。先行研究にてプレパレーションに対する意識と実態の理由から抽出したプレパレーションの影響要因のうち、病状ではずれに対する促進要因として『患児の基本的人権の尊重』、阻害要因として『実施に対する自信のなさ』が、入院目的では促進要因として『患児の基本的人権の尊重』が、退院後の生活では促進要因として『患児の基本的人権の尊重』『患児の要因』『患児の健康意識・セルフケア能力の育成』、阻害要因として『ネガティブな職場環境』『実施に対する自信のなさ』が関与することが示唆された。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ