超高齢社会における認知症 ー 里山コミュニティの創成をめざして -

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  • Toward satoyama community for dementia in super aging society
  • Toward Satoyama Community Caring for Dementia in Super Aging Society

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超高齢社会を迎えた日本では,4人に1人が高齢者であり,その8人に1人が認知症をもって生きている。本稿では,高齢者保健および認知症対策の歴史とその背景を概観し,社会的,経済的および人口学的観点から現在の認知症対策の問題点を論じる.さらに,認知症患者の世界の理解に基づいて,認知症を自己の消滅への不安に対する適応という観点からとらえ,社会化され,生活し,消滅していく人間が互いに支え合う里山コミュニティ創成の必要を論じる.

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