日本における教育の情報化についての考察 : 初等中等教育におけるICT活用の現状と課題

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  • Consideration of educational informationization of Japan : Current state and problem of ICT use in elementary and primary education
  • ニホン ニ オケル キョウイク ノ ジョウホウカ ニ ツイテ ノ コウサツ ショトウ チュウトウ キョウイク ニ オケル ICT カツヨウ ノ ゲンジョウ ト カダイ

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抄録

わが国では、ほぼ10年をサイクルに教育課程の改訂が行われており、現在の教育課程は2002年度(高等学校では2003年度)から学年進行により切り替えられたものであり、教育のあらゆる場面で児童・生徒の情報活用能力を育成する必要のあることが謳われている。特に、高等学校には新しい教科「情報」が設置され、コンピュータやインターネットを道具として活用する能力を育成するための教育が開始された。一方、教育環境の情報化が国策として推進され、すべての教員が授業においてICT(Information and Communication Technology)を活用することが目指された。しかし、現状では、授業におけるICT活用は一部の教員に限られており、わが国の教育情報化は十分に進められているとはいえない。文部科学省はこのような状況を改善すべく、教育情報化の実態調査を行った。本稿では、この調査結果を踏まえて、教育情報化の現状と今後の課題について論ずる。

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