中学校理科を活性化させる授業展開の具体策

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タイトル別名
  • チュウガッコウ リカ オ カッセイカ サセル ジュギョウ テンカイ ノ グタイサク
  • The Concrete Measures for Activating Junior High School Science Classes

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type:資料

中学校では、平成24 年4月より、新しい中学校学習指導要領による授業が展開されている。中学校理科は、教科書が、物理・化学の1分野上下、生物・地学の2分野上下から学年別の編集となったばかりでなく、内容的にも教科書のページ数で約55%増加され、授業展開の方策も見直しを迫られている。さらに先ごろ、平成24年4月実施の全国学力・学習状況調査の結果も公表され、それらを受けての授業改善の必要性が生じてきている。本論では、新しい学習指導要領の主旨を踏まえ、その具現化を図るために、新しい教科書を活かしながら、そして先の調査結果を十分に視野に入れて、これからの中学校理科の授業を、どのように構想・展開したらよいのか、また、従来から言われてきている「理科嫌い、理科離れ」を克服するために授業を改善・活性化させるためにどのような手だてを講じたらよいのか、その具体策を明らかにしている。導入段階の工夫、「科学的に探究できる課題」や「知識・概念を見直し深化させることのできる課題」や「実生活を強く実感できる課題」を用意するなど活性化への具体策についてふれている。

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